押し角とは、角が丸みを帯びた角材を指す。
間伐材などの細い
丸太が原料となる場合が多い。通常の角材のように4つの面をノコギリなどでカットするが、断面の角部分は
丸太の丸みを残している。押し角は、丸みの範囲が60%以上または一角における丸身の範囲が40%以上の
正割りや
正角などの条件が日本農林規格で定義されている。また
寸法についても標準の
寸法が細かく定められている。
押し角は、枕木のように、一定の範囲に敷き詰めて土管を配置する場合の土台や、土砂が流出するのを防ぐ枠体として使うことが多い。