甲種枠組材とは、主に高い曲げ性能が要求される部分に使われる枠組み材料を指す。
日本農林規格JASでは、
2×4工法などの
構造用枠組材に品質や表示方法を定めており、甲種もそのひとつである。それに伴って床や
屋根の枠組材や、土台、根太、
垂木などの
横架材の性能や耐久性をチェックするために、表面のそりや四隅のねじれ、側面の曲がりなどの細かい検査が行われる。検査の結果により、高い順に特級、1級、2級、3級の4段階に区別され、等級ごとに決められた場所に使用されている。海外で作成される甲種枠組材にも、同様の等級区分を使用し区別されている。