石綿スレート板とは、
石綿と
セメントを混ぜ合わせて水練りし、
板状に圧縮成型した
セメント製品を指す。
酸やアルカリに強く、耐熱性や防火性に優れているため、建物の壁や
屋根に用いられていた。
石綿スレートを基材とした
スレート波板・大波は、主に工場の建設に使われていた。
石綿の粉塵が原因となり、がんや中皮腫を発症するリスクがあるため、現在石綿
スレート板は使用禁止である。
石綿を含む材料を使った
建築物の解体作業には基準が設けられており、適切に処理や解体を行わなければならない。