セトリングとは、
ログハウスで起こる壁の高さが低くなる現象を指す。ログ材の重みや乾燥収縮により、水平に積んだ各段が沈下し、ログ壁の高さが低くなる。対策としては、建築する段階でセトリングを想定し、
窓枠やドア枠の上部にあらかじめ「
セトリングスペース」を設置し、そこに
ウレタンフォームなどの
断熱材を詰めて、下がってくるログ材に対応する。
ログ材の種類や建物の規模、環境、
立地条件等により、セトリングが落ち着くまでの期間や沈下の程度は異なる。セトリングは、
ログハウスには、ごく普通に起こる現象である。