重ね建て住宅とは、住宅を2戸以上重ねて建てた住宅を指す。2世帯以上の独立した家の集まりである。建物や
敷地が独立している
一戸建て住宅と異なり、同じ
敷地の中で上下に分かれた別の住居が存在している。
2世帯住宅などで一定の独立性を持たせることに適しており、別々に建築するよりも建築費用や土地代を安く抑えることができる。その一方で、
構造や建築素材によっては音が漏れやすかったり、他の階の住人と顔を合わせる機会も多くなったりする。また、
床面積が70m2以上ある場合、「フラット35」の融資対象となる。2戸以上の住宅を重ねて建てていても、
廊下や
階段、広間などのスペースを共有する場合は共同住宅という。