粗骨材とは、
コンクリートの主材料の一つで、
砂利、岩石を破砕してつくられる
砕石で主に5mm以上のものを指す。また5mm以下のものは主に細骨材と呼ばれる。
コンクリートは
セメントが1割ほど、細骨材と粗骨材を合わせた骨材が7割程度、あとは水と空気という体積割合になっており、配合設計において粗骨材は
砂利という意味のGravelの頭文字をとってGと表記される。粗骨材の物性は、絶乾密度、吸水率、安定性などがJISで規定されている。物性は岩種や産地、採取箇所などによって異なり、
コンクリートの性質や強度に大きく関わり、
ひび割れにも影響する。