高規格住宅
(こうきかくじゅうたく)
高規格住宅とは、住宅金融公庫が定める基準の中で、耐久性や居住性、安全性等の面で高水準の規格に適合した住宅のことを指す。高規格住宅として認められれば、住宅金融公庫から、通常公庫融資に加えて割増融資が受けられる。高規格住宅は、主に環境配慮型と提案型に分類され、例えば環境配慮型の在来木造一戸建て住宅の場合では、床面積が120m2以上、居住室の天井高は240cm以上、洋室の出入り口は高さ190cm以上などと細かな基準が定められている。建物の基礎や床下の幅員などに関しても細かい基準が設けられている。給排水騒音対策や集中型給湯設備の設置も必須である。提案型は、高規格住宅の基準をみたしたうえで、間取りやデザインなどに施行会社の工夫が施された優良住宅に適用される。