風力発電
(ふうりょくはつでん)
風力発電とは、風のエネルギーを電気エネルギーに変換する発電方法を指す。ブレード羽を回転させることで風を動力エネルギーに変え、その回転を歯車などで増速し、発電機に送ることで電気エネルギーに変換する。変換された電気エネルギーは塔体のなかで変圧され、送電線を通って供給される。台風などの強風時または点検時にブレードの回転を止めるブレーキ装置も搭載されている。海外に比べると日本は導入が遅れているとされているが、2000年以降導入件数は急激に増加している。陸上に加え洋上にも設置が可能で、太陽光発電と同じく気候が発電状況に影響するが、太陽光発電とは異なり夜間でも発電が可能である。また、CO2の排出が少なく、運転が容易などの特徴がある。