ノンホルムアルデヒドとは、有害揮発性有機化合物の
ホルムアルデヒドをほとんど含まない、あるいは放散しない材料を指す。ホルマリンの一種で、
合板などの製造に使われる
接着剤や
塗料などに含まれている。
ホルムアルデヒドが多く含まれる建築資材や
接着剤を使用すると、飛散した
ホルムアルデヒドが住宅内を汚染し、
シックハウス症候群を引き起こす。量が一定量を超えてくると、目、鼻、粘膜やのどなどを刺激し、重度の場合には吐き気や不整脈、手足のしびれ、呼吸器障害などを引き起こす。2003年(平成15年)7月の改正建築基準法の施行以降、使用が制限されている。