特等材
(とくとうざい)
特等材とは、木材を「角材」として大きく等級で分ける場合、角に丸みのない、綺麗に四隅の角が立った材を指す。
公的に定められた等級区分ではなく、慣例的なものとして市場取引において用いられている。
かつての、木材需要の高い時代においては、丸みがある材も多く販売利用されていたが、近年では丸みがある材は避けられるようになっている。そのため、特等材~二等材までを等級付けする慣例は、実質的な意味は薄れている。
「角」による等級分けとは別に、見た目のよさに影響を及ぼす、「節」の有無や大きさなどによる等級分けも存在する。