アールヌーボー
(あーるぬーぼー)
アールヌーボーとは、19世紀末から20世紀初頭にかけての芸術運動やその様式を指す。
伝統にとらわれず新しい様式を打ち立てようとしたアールヌーボーは、「新しい芸術」というフランス語で、フランスを起点にヨーロッパ各都市に広まった。
花や植物の茎やツル、波などの有機的なモチーフやそれを連想させる自由な曲線を組み合わせた装飾的なデザインが特徴で、鉄やガラスといった当時の新素材が多く用いられる。
アールヌーボーは絵画、グラフィックアート、インテリアや建築など様々な分野に取り入れられた。