共用廊下
(きょうようろうか)
共用廊下とは、マンションの居住者が共同で使う共用部分にある廊下を指す。
「外廊下」と「内廊下」の2つのタイプがある。外廊下は、直接外気に触れるため、日差しや外気に直接触れるため、住戸の玄関に面した部屋に窓が設置されることも多く、窓を開けると風通しがよくなる。火災などの災害時に避難経路を確保できるなどのメリットもあるが、梅雨や台風の時期には雨風が外廊下に入りやすくなるなどのリスクも見られる。内廊下は都心のタワーマンションなどに多く見られ、フロアが絨毯敷きになっていることが多い。建物の内部にあるため、プライバシーを保護しやすく、外気の影響を受けない。光熱費や定期点検にかかる費用などが外廊下よりもかかる場合がある。