崖地とは、急な傾斜によって
宅地などとして使用することが困難な土地を指す。自然の
地形によるものや、
宅地造成などで切土や
盛土で作られた崖地を指す際に使用される。一般的に傾斜度が30度を超える傾斜地を崖としているものの、明確に定義した法令はない。
不動産鑑定や資産課税のための土地評価においては、対象となる土地に占める崖地の割合に応じて、評価額を減価する補正が適用される。崖地に
建築物を建てる場合は、
建築基準法第19条や各自治体の条例などに従い、
崖崩れなどの災害に備えて、崩落を防ぐために斜面を覆う
擁壁の設置などの安全措置を講じる必要がある。