シェーカー様式とは、18世紀末から19世紀初頭、アメリカのニューイングランド地方のシェーカー教徒により確立された
家具および建築様式を指す。
シェーカー様式は、厳格な教義を持ち、田園地域で自給自足による共同社会を形成していたシェーカー教徒の簡素な暮らしぶりが反映された。
装飾性が排除された単純かつシンプルな
構造で直線が多く使われ、実用性を重視しており、機能性の高さが特徴とされる。
シェーカー様式の
家具の中で代表的なものがシェーカーチェアである。シェーカーチェアは、前脚と後脚の傾きが同じ
構造で、チェアの背面上部にでっぱりがついていることが特徴である。