タッピングビスとは、先端部分に錐状の刃が付いたタイプのビスを指す。薄い鉄板や
軽量鉄骨にボードなどを固定する際に用いられる。インパクトドライバーなどでこのビスを打ち込むと、ビス自身が材を切り込んでメスネジを切りながら進むので、下穴を開ける必要がない。使用できる鉄板の厚さは1~2mm程度までで、それより厚い場合は下穴を開けてネジを切ってから打つ必要がある。外張断熱用、
ステンレス瓦用、窯業系
サイディング用、波板用など、目的に応じたタイプのものがある。「タップビス」または「シートメタルスクリュー」ともいう。