ドライエリアとは、
地下室に開口を設けるために、建物の周囲を掘り下げてつくる空間を指す。
からぼりとも呼ばれ、
地下室の床の位置まで深く掘る場合や、
高窓が設置できる程度に浅く掘る場合がある。
地下室を設ける際には、室内の湿度を調節する設備やからぼりが設けられていること(
建築基準法施行令第22条の2)と定められていて、
構造上必要になる場合がある。ドライエリアのメリットは、
窓から自然の光と風を取り込めることである。暗さや湿気といった
地下室の欠点を解消でき、
リビングとして使っても快適な空間になる。