ハーフティンバー様式とは、
柱、
梁、
筋交い(すじかい)といった
構造材を
外観に露出させて、その間を
レンガや
漆喰などで覆った建築様式を指す。半木骨造様式とも呼ばれる。
西洋木造建築の様式のひとつで、中世のフランス、イギリス、ドイツなどの建物に見られる。日本の重要文化財に指定されている北九州市の旧門司三井倶楽部もこの様式でつくられている。
フランスやドイツでは直線中心のシンプルなものが多く見られるのに対し、イギリスでは、斜めの線や曲線なども多用した、個性的なデザインが多いことでも知られている。