まちづくり条例
(まちづくりじょうれい)
まちづくり条例とは、市町村や都道府県といった地方自治体が都市計画の基本方針として定めた条例を指す。まちづくり条例という名称は総称であり自治体によって異なる。条例に絶対的な定義がないため自治体で大きく違いがあるが基本的にはその土地が元から持っている良さを活かしつつ、さらに住みやすい街になるように進めていくという内容である。また条例の中では、行政だけが動くのではなく、市民、行政、事業者といった街にかかわるすべての人がともに積極的に参加できるように作られている。主な内容としてはその地域の課題やその対応方法、どんな街にしていきたいか、住民や行政などそれぞれが担う役割などが書かれている。例として平成12年7月1日に制定された金沢市まちづくり条例や、平成10年4月1日から施行された福岡県福祉のまちづくり条例などがある。