マンション環境性能表示制度とは、一定規模以上の新築
マンションについて、建物の環境性能を販売広告などに表示するよう定めた制度を指す。東京都、大阪府、愛知県をはじめ、名古屋市、大阪市、横浜市、京都市、神戸市など20以上の自治体が行っている。
評価項目は自治体により異なるが、東京都の場合は、建物の
断熱性、設備の
省エネ性、
太陽光発電・太陽熱、建物の長寿命化、みどりの5項目について3段階評価し、所定のラベルに星の数で表示される。販売広告への掲載を義務づけることで、環境性能に市場価値を持たせ、建築時に環境性能への配慮がなされるよう本制度が構築された。