南下がりとは、丘陵地などを造成するために頂上部分からひな壇状に
住宅地を作る際、南側に向かって下がるように作られた
造成地や
住宅地を指す。
ひな壇状とは、ひな人形の台座のように
階段状になっているものである。南下がりの
階段状の
造成地になるため、どこに建築しても全体的に日当たりや
風通しが良い
立地となる。
造成地のうち、ひな壇の上の土地や
角地は特に眺望が良く、別荘地としても選ばれている。南下がりの
住宅地を造成する際に、土盛などをして平地にしている場合もあるため、
地盤強度に不安がある時には調査会社に診断してもらう必要があり、状況次第では
地盤補強も必要となる。