地震計とは、
地震による地面の動きを計測する装置を指す。物体に外力が働かなければ静止している物体は静止し続け、運動している物体は等速直線運動をし続けるという慣性の法則を利用し、地面が速く動いたときに振り子に付いたペンが静止して紙が動くことで、地面の揺れとは逆向きに動きが記録されるという原理を用いている。
地震の動きや揺れを速度・加速度・変位などの情報として記録する必要があることから、速度地震計、加速度地震計、変位地震計などに分かれている。気象庁では、日本全国に設置されている地震計からリアルタイムで送られてくる情報をもとに緊急地震速報を発表している。