床下換気とは、湿気による床下土台の
腐食を押さえ、カビやシロアリ、
ダニなどの害虫発生を抑制し、建物内の空気を衛生的に維持する方法を指す。
湿気や害虫は家屋に大きな被害を与えたり、身体にも影響をおよぼす場合があるため、
建築基準法では床下換気について「最下階の
居室の床が木造である場合、直下の地面からその床の上面まで45cm以上とすること」、「
外壁の床下部分には、壁の長さ5m以下ごとに、面積300cm2以上の
換気孔を設け、これにねずみの侵入を防ぐための設備をすること」などと定められている。床下換気をする方法は、床下換気口、床下換気扇、除湿剤などがある。