建物診断とは、物件の
外壁、
屋根、
屋上、配管などの設備を各専門家が検査し、今の状況を確認することを指す。これから
不動産を購入する場合や、所有している建物の劣化診断をすることによって、現在の資産価値を知ることができる。実施にあたっては、まずは資料の確認を行い、
竣工図面や、過去に
修繕した場合は改修履歴などを確認する。診断をすることで
長期修繕計画を策定できるため、
大規模修繕を実施する時期を検討できたり、建物や設備の状況を把握し維持することで、資産価値を長く保つことができるなどのメリットがある。