径級とは、木材の
原木のうち、主にスギやヒノキの
原木取引で使われる
丸太のクラス分けを指す。
末口径のサイズごとに違う呼び方をする。14cm以下を小丸太、14~30cmを中丸太、30cm以上を
尺上丸太または
大丸太と呼ぶ。末口径は、
丸太の切り口が細い側の樹皮を除いた最小直径を測定する。2cmとびで表記し、端数は切り捨てられる。
原木の切り口は真円ではないので、最大直径と最小直径を測定し、その差が6cm以上あるときには最小直径に2cmプラスする。径級は
原木市場での売買時に使用される基準となる。