框とは、
床の間や
玄関など、床の高さが変わるところに渡す
化粧材や、
建具の四辺を固める部材を指す。
主なものには
玄関の「
上がり框」があり、見た目を重視するだけではなく、よく通る場所なので耐久性の高さも求められる。框の材には色々な種類があり、日本家屋ではけやき、かえで、にれ、かばざくらなどがよく使われる。洋風な家、
マンション等の場合には、
大理石や
御影石のような美観に優れた石を選ぶことが多い。「
床框」は
和室の
床の間に付ける框の呼び名で、
床板や床畳を隠す目的で取り付けられる。このほかに、
畳において
畳縁を付けていない短い辺を框と呼ぶ。