横すべり出し窓
(よこすべりだしまど)
別称・略称
横すべり窓
横すべり出し窓とは、窓の下部が室外側にせり出す窓を指す。
横すべり方式と横軸回転方式の複合タイプで、窓枠の左右に設けられた溝に沿って、窓を外側(室外側)にすべり出させて開ける。水回りのカビ防止や採光、換気を目的として使用されることが多い。横すべり出し窓は解放時に窓が庇のような役割をするため雨が入りにくく、窓を閉めた際の隙間が少なく気密性が高い。
横すべり出し窓の主な開閉方法には、カムラッチハンドルとオペレーターハンドルの2種類がある。カムラッチハンドルとは、ハンドルを90度回転させ室外側に押し出すことで窓を開放する。オペレーターハンドルとは、設置されたハンドルをくるくると回すことで窓の開閉を行う。