コーナーガラスとは、建物の
出隅部分にはめ込まれた、L
字型の桟なしガラスを指す。本来、建物のコーナー部分は
柱や壁になる場合が多いが、それらをずらすことで配置される。
コーナーガラスを用いることにより、L
字型の2面が連続した
窓になるため、2方向からの
採光が可能になり、通常の
窓よりも多くの日当たりが確保できる。また、
サッシがない大きなガラス
窓を取り付けられるため、広々とした開放感と高いデザイン性が実現できる。
一方で、壁や
柱で支えるはずの部分を
窓ガラスに置き換えることにより
耐震性が劣る。そのため
窓枠のサイズアップや内窓の設置、角に
柱を設置することなどの検討も必要である。