海中特別地区
(かいちゅうとくべつちく)
別称・略称
海域特別地区
海中特別地区とは、自然環境保全地域内の海域の中で、特に保全を図る必要があるとされる海域を指す。
この特別地区は自然環境保全法の第27条に基づき環境大臣によって指定された。
海中特別地区内では工作物の建築、海底の形状変更、サンゴ等動植物の採取など自然環境を改変する行為は、環境大臣の許可が必要となる。
日本では、世界最大のアザミサンゴの生息地である沖縄県の崎山湾自然環境保全地域に唯一指定されている。なお、2009年の自然環境保全法改正に伴い、海中特別地区は海域特別地区へと名称が変更された。