耐用年数とは、建設から数年経過した
不動産物件に対して、どの程度の価値があるかを判定するための基準を指す。一般的に
不動産物件は年数が経過するごとに価値が下がっていく傾向がある。耐用年数には、建築に使用されている部材の材質が維持できなくなるなど、建物自体が劣化して使用不能になるまでの年数を表す物理的耐用年数と、
不動産物件の種類や
構造によってその価値を算出するために一律に定められた法定耐用年数、そして補修や
修繕費用も含めた上で、
不動産物件としての価値がなくなるまでの期間を示す経済的残存耐用年数がある。