非常用エレベーターとは、
火災などの非常時に消防隊が救出作業や消火をするときに使うことを想定した
エレベーターを指す。
平常時には一般的な荷物、
乗用エレベーターとして利用することができる。高さ31m以上の
建築物には、非常用エレベーターの設置が
建築基準法により定められており、ドアが開いた状態でも運転できたり、呼び戻しボタンが設置されていたり、サイズなども規定されている。また、救出活動時に安全なところまで速やかに逃げられるよう、非常用エレベーターと屋外への出入り口の距離は、30m以内と設置基準が設けられている。