レベル2地震とは、
耐震設計で使われる用語で住宅などの
構造物が500年位に1回程度の割合で受ける可能性がある強い揺れの
地震を指す。
建築基準法では、
構造設計においてレベル2地震が発生した際、建物が倒壊したり、
外壁の脱落等により人命に損傷を与える可能性のある破損を生じないことを目標としている。これは
耐震設計時に想定しうる中で最大規模の
地震とされる。
レベル2地震はL2
地震ともいい、50カイン(cm/s)以上という非常に大きな
地震波を想定している。
しかし現在では、建物の
耐震性能を「等級1」「等級2」「等級3」と表し、「レベル2地震に対応」と表記はされていない。