液状化現象とは、
地震などの影響で
地盤が液体状になる現象である。
地震などが原因で、地下水位が高く砂地盤の
埋立地、
干拓地、砂丘など、近い低地などの土地で液状化が起こりやすい。
液状化現象が生じると、砂の粒子が地下水の中に浮かんだ状態になり、水や砂を吹き上げる噴砂現象を起こすことがあり、大きなビルや
アパート、
マンションなど建物の陥没や倒壊の危険性が高まる。ほかにも、マンホールや地下構造物が浮き上がる現象が発生する。
日本では東日本大震災や阪神淡路大震災などを始め、多くの
地震で液状化現象が確認されている。