アスファルト防水とは、
屋根葺き
下地材の
アスファルトルーフィング類を複数枚重ねて、液状
アスファルトで張り付けて防水層を形成する工法を指す。
防水性、耐久性が高く、
マンションやビルの
屋上などに使われるもっともポピュラーな防水工法である。接着用の
アスファルトは、
施工現場で熱溶解する熱工法と、あらかじめ溶剤にとかして粘着性を持たせたものを使う冷工法(常温粘着工法)などがある。
また、アスファルト防水層が露出したままの仕上げ方と、防水層が寒暑による伸縮で
ひび割れや浮き上がりが出るのを保護するために、押さえ
コンクリートを打って仕上げる場合がある。