ウィンザーチェアとは、硬い木製の座面に背もたれや脚が接続されたタイプの椅子を指す。
細い木で構成されていることが多い。17世紀後半にロンドンのウィンザー地方で誕生し、
ダイニング用として庶民に親しまれていた椅子である。シンプルで使い勝手が良いことから、アメリカにも広まった。ウィンザーチェアが作られ始めた初期は背もたれ部分が四角い形のコームバック型が主流であったが、18世紀後半より丸みのあるボウバック型が主流となった。座面に対して縦に垂直に背もたれ用の木がくしのように接着されているものが多いが、H
字型に背もたれが組まれたスクロールバック型もある。