オレフィン壁紙とは、ポリエチレンやポリプロピレンなどの
合成樹脂を主原料として作られた壁紙を指す。
一番の特徴は焼却時に煙の発生が少なく、塩化水素などの有毒ガスがほとんど発生しない点である。
また、ビニル壁紙のように水拭きが可能で汚れに強く、表面強度が高いためキズがつきにくいのも特徴である。機能性とデザイン性を両立させた壁紙として、環境面に配慮したいときや、
子ども部屋などに安全な壁紙として一般家庭でも多く用いられている。しかし、比較的薄く張ったときに下地の凸凹が出やすいので、
施工に多少の技術を要する。ビニル壁紙より高価なことが多い。