サンドブラスト
(さんどぷらすと)
サンドブラストとは、コンプレッサーによる圧縮空気と砂などの研磨材を、一気に対象物に吹き付けて表面に細かい傷をつける加工方法を指す。ガラスに吹き付けると擦りガラスのようになり、文字や柄を描くこともできる。他にも金属や筐体などのサビ取り、塗装剥がしや塗装前の下地処理、汚れ落としや磨き、表札などの名入れ彫刻にも利用できる。
サンドブラストには直圧式と吸上式の2種類があり、直圧式は研磨材の入った容器の上部から圧力がかかり、下部から押し出されて研磨材が対象物に吹き付けられる構造で、比較的簡単に加工を行うことができる。吸上式はエアの通り道部分に、研磨材タンクを接続する構造で、エアの流量で研磨材タンクの中で負圧が発生し、エアと研磨材が合流して対象物に吹き付けられる。