スポークチェアとは、
家具デザイナーの豊口克平によってデザインされた低座の椅子を指す。
スポークとは車輪の中心から放射状に伸びる細い棒のことで、背もたれの形状がスポークを模していることからスポークチェアと呼ばれる。あぐらをかいて座れる楕円形の大きな座面と短い脚が特徴で、腰や足への負担が少なく安定感に優れている。高さ34cmの低い座面は、
和室に置いても違和感がないよう配慮されたものであり、
畳に傷が付きにくいよう脚先は丸く設計されている。日本の生活スタイルに合った和モダンなインテリアとして、1963年の発売以降ロングセラーを続けている。