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壁量

(へきりょう)
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壁量とは、地震や強風に耐えられる木造建築を造るため、床面積1m2あたりに必要とされる壁の量を指す。建築基準法で、壁の骨組みの種類、屋根の種類、階数などにより最低限必要な壁量が定められている。まず住宅の各階ごとに地震力に対する必要壁量を求める。その際に床面積を加味するが、バルコニー吹き抜けなどは床面積に含まない。次に風圧力に対する各階、各方向の必要壁量を求める。算出には見付面積が必要だが、垂直投影面積を求めることになる。その後、存在壁量を各階、各方向で算出する。最後に壁量充足率を判定して、各階、各方向全ての壁量充足率が1.00以上で適合となる。
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