プレカット
(ぷれかっと)
プレカットとは、部材を工場などであらかじめ切断したり加工したりしておくことを指す。
建築図面から加工したデータをCADへ入力し、データをCAMに転送することにより自動的に切断や加工がおこなわれる。従来は大工や職人が現場で部材を加工していたが、組み立てのみになるために作業効率が向上し、工期の短縮が実現できた。現場で新たな加工くずが発生しないことから、環境にもよい。さらに、工場で加工するため、mm単位でカットできるなど精度が高く、品質も均一になる。材料および時間的なロスも軽減され、さらに人件費の抑制といったコストの削減にもつながっている。