ブロック塀とは、
コンクリートや石材、煉瓦などのブロック状の建材を積み上げて作った塀を指す。
一般的には
コンクリートブロック塀を単にブロック塀と言っている場合も少なくない。
コンクリートブロック塀は、
基礎の上にブロックを積み、その内部に縦横に
鉄筋を配し隙間に
モルタルを充填した
構造だが、
耐震性は高くないとされている。そのため国土交通省では、高さ2.2m以下、厚さ10cm以上、
控え壁の設置、
コンクリート製基礎の採用、傾き・
ひび割れがないことを安全性のガイドラインとして示している。しかし、良好な
施工であっても壁内部の
モルタルや
鉄筋に劣化は発生し、
鉄筋は20年程度でサビが現れるとされる。