太陽光発電
(たいようこうはつでん)
太陽光発電とは、太陽の光エネルギーを太陽電池という装置を使って電気に変換する発電方法を指す。災害などで停電になった際に非常用電源として使用することができたり、家庭で余った電力を電力会社に売ることができたりするなどのメリットがある。住宅の屋根などに設置された「太陽電池モジュール」と呼ばれる、太陽の光を電気エネルギーに変換するパネルに太陽光が当たれば当たるほど、発電量は増える。発電した電気は直流電力で、そのまま家庭で使用することができないため、パワーコンディショナーと呼ばれる装置を使い、電力会社と同じ交流電力に変換する。そうすることで冷蔵庫やエアコンといった住居内の様々な家電製品の電源として使うことができるようになる。その他、配線に電気を分ける装置である分電盤、電力会社に売った電力や買った電力を測定する電力量計などの装置も必要となり、これらすべてを合わせたシステムの名称を「太陽光発電システム」と呼ぶ。