ボルト接合
(ぼるとせつごう)
ボルト接合とは、建築・橋脚などによく用いられる鋼材接合方法を指す。
穴の開いた鋼材同士を重ね合わせ、両方の穴にボルトを差し込み、円盤状の金属であるワッシャーを挟みこんだうえでナットを締め、固定する。
ボルト接合では、ボルトと穴の間にすき間ができてしまうと、接合部分の強度が低くなってしまうため、できるだけ強度を高く保てるよう、ボルト穴の直径とボルトの直径が、近いサイズで行うことが望ましい。
工事には、特殊な工具や機材をそろえる必要がなく、スパナなど一般的な工具で簡単に作業できるため、点検・調整・修理が必要な部分の工事に適している。