階段室型とは、隣り合う2戸で1つの共用階段を持ち、各住戸が直接階段室に出入りできる
集合住宅の住棟形式を指す。
1960年代の公共住宅に多くみられる、中・低層の
集合住宅向きの住棟形式である。階段室型には、
廊下がないことにより、
窓の外側を歩く人がいないためプライバシーを確保できる、2面に
バルコニーを設けることにより、通風や
採光を確保できるため快適性が高い、2戸で1つの
階段を使うことから、ほかの居住者が出入りすることがなく、不審者が入りにくいため防犯性に優れる、などのメリットがある。また、階段室型に
エレベーターが設けられている
マンションもある。