基礎補強とは、建物の土台となる
鉄筋コンクリート製の
基礎を補強する工事を指す。
基礎となる
鉄筋コンクリートの
経年劣化や、そもそも
基礎コンクリートに
鉄筋が使われていないなどで
耐震強度が不足している場合に行われ、
基礎の外部、または内部にシートを接着するなどして強度を高める。
基礎に
ひび割れといった問題がある場合は、まず
ひび割れを樹脂で埋めるなどして補修を行ってから基礎補強を行う。日本では、
建築物の
耐震基準が変化した1981年5月以前に建てられた
木造住宅は現在の
耐震基準を満たしていないケースが多く、基礎補強が推奨されている。