光触媒塗装
(ひかりしょくばいとそう)
光触媒塗装とは、日光に反応することで汚れを分解する塗料を用いて行う塗装のことを指す。光触媒塗料は非常に粘度が低く、水のような状態の塗料であるため、塗った時に垂れやすく、そのままにしておくと美観が損なわれてしまうなど、塗装には高い専門性が必要となる。光触媒塗料には、紫外線に反応して活性酸素を発生させる酸化チタンという物質が含まれており、発生した活性酸素が大気汚染物質を分解するため、壁面に汚れが溜まりにくくなる仕組みで、塗装することによってセルフクリーニング効果が期待できる。分解された汚れは、自然に雨水で洗い流されるので、壁面を掃除する手間が省ける。この他、耐久性の高さや空気清浄効果などの特徴がある。