高力ボルト接合とは、
ナットを締め付けることにより部材接合面に圧力が働き、発生した大きな摩擦力によって部材接合する工法を指す。摩擦
ボルト接合とも呼ばれる。
鉄骨架構工事の際、溶接によって
梁や
柱を接合するのではなく、プレートで
ボルト接合する。高力ボルトは普通のボルトよりも強度が高く、高い引張力にも耐えられるため、建築ではほぼ全てが高力ボルトとなっている。
日本鋼構造協会において、建築高力
ボルト接合管理技術者認定試験が実施されているが、認定者だけが
施工できるという定めはない。