場所打ちコンクリート杭とは、建設や工事の現場で作り出される
鉄筋コンクリートの杭を指す。
掘削した
地盤の穴の中に
鉄筋かごの配筋や建て込みを行い、そこに
コンクリートを流し込んで固めることで場所打ちコンクリート杭が出来上がる。
建築や土木の
基礎工事に多く使われ、工場で造成された既成杭に比べて
施工期間が長くなる場合が多いが、
施工の
振動や
騒音が少ないため近隣への影響は小さい。また運搬などの制約が少ないため杭径の上限値が既成杭よりも大きく、より太く支持力の大きい杭が
施工可能である。