深層混合処理工法とは、
セメント系固化材液を
地盤に注入しながら土と混合撹拌することによって固めた、円柱状の
コンクリートを土中に形成させる工法を指す。
地盤の改良工事において軟弱層が2~8m程度の場合採用され、
柱状改良工法とも呼ばれる。深層混合処理工法は、住宅の建築における
地盤の補強方法として最も採用されている。固化材液を
地盤に注入しながら良好地盤まで掘削することで、軟弱層の土と強制的に攪拌混合され土中に直径60cmほどの
コンクリートの
柱を成形する。工期が2日前後と短く他の工法より安価なことや
施工時の
振動や
騒音が少なく近隣に迷惑が掛からないこと、また比較的幅広い建築条件に対応できる。