塗膜防水工事とは、液状の防水材料を塗り、化学反応により防水の膜を形成する工法のことを指す。
現場で
施工するため、一定の厚みの確保は難しいが、複雑な形状の
施工場所でも確実かつ簡単に
施工できる。また、
施工場所に別素材の古い防水層や物がある場合でも、その上から
施工できる。
屋根や
ベランダなど、
フェンスなどがあるため細かな作業が必要かつ、歩行しなければならない場所の防水に有効である。材料を塗布するだけなので、工事が簡単なうえ短い工期で完了し、撤去の際の廃材がでないので、産廃処理や環境保全の点でも優れている。