誘導灯とは、災害や
停電時に建物内にいる人を安全に避難口に誘導するための
照明器具を指す。
消防法施行令第26条に基づき、ホテル、病院、劇場、共同住宅の11階以上部分など、多くの人が出入りする場所に設置が義務付けられている。
誘導灯には蓄電池が備わっており、
停電時でも20分以上又は大規模な施設や地下駅舎などでは60分以上点灯する。誘導灯の種類には、避難口誘導灯、通路誘導灯、客席誘導灯、
階段通路誘導灯の4種類がある。避難口誘導灯と通路誘導灯には
停電時に点灯する一般型の他に、点滅機能が付いた点滅式誘導灯、音声と点滅で誘導を案内する誘導音付加型誘導灯もある。